積極的に摂取してほしい人|DHAとEPAの厚生労働省の摂取基準

積極的に摂取して欲しい人とは?

妊婦、授乳中の女性

妊娠中や授乳中のDHAとEPA

妊娠中、胎児の脳は思ったより早く形成されていき、脳内のDHAも増加していきます。また脳内の神経細胞を活性化するためにもDHAは重要であり、普段より多く摂取すべきです。厚生労働省による妊婦と授乳中のDHA・EPAの摂取目安量でも、1日1.8g以上と定められています

(日本人の食事摂取基準2015 年版)


また授乳中も赤ちゃんの成長のために欠かせません
青魚であれば100g〜150g程度でも十分1.8g以上摂取することはできますが、つわりなどで魚が食べられないときにはサプリメント摂取なども考えてみましょう。また魚を調理したくない場合は、缶詰などを利用してはいかがでしょう。

 

学生、受験生などにも

特に頭を毎日しっかり使っている学生や受験生も、DHAは十分摂取したいもの。脳の中に多く含まれているDHAは、特に海馬に多く存在し記憶や学習能力に深く関わっています。DHAは脳の栄養素ともいわれており、細胞膜を柔らかくし脳神経細胞の伝達性や感度を高め、いわゆる柔軟な頭をつくることができるのです。毎日の食生活に魚料理を増やしたり、魚嫌いの場合はサプリメントなどを上手に利用しましょう。

 

いろいろな数値が気になる年齢になったら

40歳を過ぎるとコレステロールや内臓脂肪、BMIなど健康診断の数値が気になりだします。この頃からだんだん生活習慣によるトラブルも増加。このような年齢になると毎日の予防が重要なので、数値が気になりだしたらDHA・EPAをしっかり摂取することが大切です。特に外食が多い人や、肉料理がメインの食事の多い人、運動不足の人などはもう一度しっかり食生活や生活習慣を見直してみましょう。サプリメントをプラスするのもおすすめです。

 

認知症やアルツハイマーに不安があったら

何となく物覚えが悪くなってきた、子どもたちに迷惑を掛けたくない、いつまでも元気に楽しい老後が送りたいなどと考えている人にもDHA・EPAはおすすめです。認知症やアルツハイマーの予防や改善にDHA・EPAが良い結果を出しています。

 

3歳ぐらいまでに脳細胞は大体完成すると言われており、20歳を過ぎると減少する一方。50歳、60歳になれば相当減ってしまうのも当然です。DHA・EPAは残っている脳細胞を活性化させ、減ってしまった脳細胞を補うことによって認知症やアルツハイマーの予防も期待されています。不安になる前から予防をしましょう。

管理栄養士の一言コラム

魚を食べない人へ

管理栄養士からの一言コラム

魚やお肉を食べないベジタリアンの方々に不足しやすい栄養素のなかの一部がDHAとEPA。菜食をする方々の中でも様々な食事方針があるのですが、特に「ビーガン」という食事方針をする人は血中EPA・DHAが少ないという報告もあります。

「最近物忘れが多くなってきた」、「視力が落ちてきたかも…」という菜食主義の人は、植物性のDHA・EPAを配合したサプリメントや機能性食品を生活の中に取り入れることも視野に入れたらよいかもしれません。また、植物性の油にもDHA・EPAが入っているものもあります。サプリメントに抵抗がある方は、亜麻仁油やエゴマ油、シソ油、海苔などを意識的に食生活に取り入れてみてください。酸化がしないように、油は加熱せずにドレッシングとして食べることや、抗酸化作用が強い食品と組み合わせると良いです。